ホリエモン万博 岡田斗司夫氏 〜 怒濤のトークショー、これからのYouTube戦略「動画資産」

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

六本木で開催されたホリエモン万博、ホリエモンとの怒濤のトークショーの2人目のゲストは、岡田斗司夫氏。

ひとり目の竹中平蔵さんの講演はこちらの記事に。

怒濤のトークショー

まずは、オンラインサロンについて。
岡田さんが提唱されていたことを田端信太郎さんにお伝えしていても、「全然わかんない」との反応だった何年か前。

それが、ご本人が田端大学を開校されているのが今。

堀江さんは、「面白そう」と思ったそうだ。

オタキングや勝間和代さんが独自のシステムを構築されたのに対し、HIUはFacebookをベース。

メジャーじゃない仕様の変更をこちょこちょとする必要はあるけれど、専用のSNS化できる。

やろうと思っていたころに刑務所に入られ、出所して始めたそうだ。

FBと課金をうまく組み合わせれば、超便利にオンラインサロンができる。
これまでインターフェースを作るのが大変だったのに。

岡田さんも、お見事、と。

ホリエモン曰く、岡田さんがいなかったら、
成り立っていなかったそうだ。

専用のSNS
ベンチマーク。

動画資本主義。

結局、毎日アップはなかなかできない。
ニコ生で40分しゃべっていた動画のトップを入れ替えて、切り出す。

昨年の夏頃からの変化。
2年後も3年後も、何年後も、うける内容を再放送で話す。

Youtubeを観る層は、物忘れしやすい層でもありがちではあり、
同じ動画でも新鮮に観てくれる。

ディズニー映画が、何年かおきに再放送される原理と同じ。

動画の冒頭と最後に、
映画評論家のように解説を入れる。

それだけで、新しい一本に。

普遍的なことを語ると、それが動画資産として蓄積される。

堀江さん曰く、ホリエモンちゃねるは、
過去の動画見られている。

新しくあげて導線できる。
このようなやり方だと、1日、2回、3回のアップが可能。

資本の投下先、Youtube楽しくやる。
ニコ生の落とし穴。

Youtuber

ユーチュバーは、動画を編集している。
裏を返すと編集しないと、しゃべれない。

動画の中では、会話のリズムが重要。

観ている人に会話のリズムを楽しんでもらう。
コンテンツは、使い捨てられる。

ホリエちゃねる

第一回の模様。
マネージャーとホリエさんと寺田さんの3人で撮影。
初々しい、と。

新R25。
この記事が意外にもバズる。

動画の英語化

動画を英語化する。

でも、それは字幕ではダメ。

吹き替え
アメリカ人は、サブタイトル(字幕)はみない。

かじやまのおでん。

ホリエモンも、最近、WAGYUMAFIAの告知動画を作り、
英語でしゃべったオリジナルを今度出すそうだ。

岡田さんも英語で話す動画を試したそうだ。
けれど、それでは、語りのペースが狂ったそうだ。

コンマリ

コンマリのネットフリックス動画。

「片付けの魔法」は、書籍が英訳されていて、
売れていた。

投資してくる人がおらず、ご主人が資金調達。

また、キーパーソンは、英語の翻訳者。

その通訳の人はコンマリメソッドの信者。
「これをアメリカで流行らせたい。」という思いから、
スパークジョイなどの名訳も生まれる。

コンマリも吹き替え。

アメリカ圏の人は、字幕圏でない。
欧州でも、フランスなどは観るひともいるけれど。

アメリカ人は、吹替えでないと見ない。
半分以上、読めてないのではないかと。

メルマガ

ホリエさんは、メルマガを10年以上出している。

堀江さん自身が、自分で本読める。

購読者が2万人から増えない。
本もフライヤーという要約サービスがあると、
売れなくなると思っていた、と。

でも、堀江さんの本は売れる。
ホリエモンの本は、大半は読んでなくて、本棚に並べるための知的アピールだと分析。

メルマガは、(他の人に)知的アピールできないから伸び悩むのだと。

書籍

岡田さんは、本を2年ほど出していない。

読者が、存在しなくてなっている。
知的層も、動画に流れている。

60代と話すと知的。
それは、絶滅品種の大パレード。

ホリエモン万博の会場も、
本を読むひとが集まっている。

本は、マーケティングツール化している。
読み終える達成感ができるというアトラクション。

昔の本と違う。
考えることをやめた。

ホリエモンの本は、幻冬社の箕輪厚介さんや他の出版社もキーマンが勝手にやってくれ流のだと。

同様に、Youtubeの吹き替えもファンに、翻訳してもらえばいいと。

字幕、吹き替えが誰がやろうがかまわない。

岡田さんの動画は、まだ公開していないそうだが、月に4本あげるのをターゲットにしていると。

岡田さんの動画は、1時間、1時間半で時間がかかるのだそうだ。

ホリエモンは、この話を聞いて、苦労してとった料理動画は、吹き替えでよかったと。

解説枠

宮崎駿監督の動画が、アメリカ、カナダで配信が始まった。

それに、あてたと。

ただ、月に3、4本が欠点。
月に10本あげることができるとYoutubeのメンバーシップで、有料で会員できる。

料金体系は、段階が決められる。
2ドルくらいから中間程度で60ドルの金額。

もし、動画がバズったら、俳優(声優)を雇う。

日本と違い、USの声優は、ろくな俳優いないのだそうだ。
(アニメーション映画の声優も同じように。)

あらかじめ、顔や体型(体格)が似ていそうな俳優を念頭におきながら、当てこむ。

俳優への報酬は、契約でネットフリックスに払わせればいいと。

堀江さんは、海外でやればいい、と。

日本よりも海外の方が本を読む層がいる。

キンドルだと、すぐに英語の出版もできる。

(先ほど触れた)日本型の達成感の本は、まだない。

海外の本は分厚い。
重厚長大型。

その傾向が強まり、インテリ層の取り合いが起こっている。

コンテンツは、オワコン。
「君の名は」や「天気の子」などは、時代背景に沿った作品で、寿命は15年など。

コンテンツを「こうみたら面白い」というのをコンテンツ並みに発信。

昔は、メーカーよりも流通が強い時代があった。
同じように、(コンテンツを)語る方が勝ちの時代に。

フィルターが売りものになる。

検察

そのような会話から、
ホリエモンは、とりあえず、カルロス・ゴーンの動画を英語化すると決めたようだ。

日本の検察の特殊性。

カルロス・ゴーンが逮捕された時に、動画をあげておけば・・・
今頃、バズりまくりだったろうと、「やっておけばよかった」と後悔されているそうだ。

ゴーンからは、アポも入っていて、ドタキャンされた。
そして、プライベートジェットにも乗ったことがある。

であれば、堀江さんにしか語れないものがあるはずだと。

ゴーンさんの件から、プライベートジェットの手荷物検査が面倒くさくなったと。

ゴルフバックも昔はチェックされていなかったそうだ。

ゴーン事件を「日本人はどういう視点でみているか?」という関心もある。

HIUも、海外の参加者が入ってくれば、
語学も学べるというのが売りになる。

まとめ

というように、岡田さんの新鮮なポイントの会話が惜しみもなく語られる時間。

みなさん、ご自身の動画の資産価値をどのように高めていきますか?
ホリエモンもなかった視点、でもすぐに対応されるそうです。

ご参考に・・・。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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