大企業に勤める若手の苦悩 〜 20代への寄り添い方

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

インターンシップなどの接点がきっかけで、1年ほど前から、自部門とは関係のない若手との接点がうまれる。

そんな若手たちが直面している入社前の理想と、日々直面する今の現実と・・・。

お父さん世代のひとたちの、世代ギャップがあるコメントだったり、
理解できない社内の風習だったり、全く意味が見いだせない仕事だったり。

若手が直面していることに対して、その気持ちがよくわかるのと、
これまでの交流だと意外に話を聞くだけで、みなさん日々の仕事への取り組みや捉え方が変わるということがわかり、今年から若手を束ねた会を始めることに。。。

子羊会

昨年の異動前に、「話したかったです」と言われることが続いた。

「言ってくれれば・・・」と普通に思ったけれど、

「意外にニーズがあるな?」と、社内のモチベーションの高いメンバー同士のマッチングやキャリアの相談などをするための会を始めることを思い始めたのが年末のこと。

そして、日程調整をして、第一回を先日開催。

会の名称は「子羊会」、悩める子羊に手を伸ばすという意味合いで、ゆるいつながりの会。

別に、派閥を作りたいわけでもなく、
ただただ、一日の大半を過ごす会社での生活をより充実してもらいたいからという思い。

キャリアプラン

いい意味でもあるけれど、20代ならではのキャリアを狭義にとらえがちな部分が人生の先輩としては、もったいなく思う。

営業部門であれば、出向に対するハードル(行きたくない)だったり、将来の夢である
海外駐在や商品企画の実態だったり、その夢を実現した先に求められるスキル、そのために今できること。

経験を積んでる分だけ、視野を広く、視点を高くアドバイスできることもある。

等身大の先輩との交流も含めて、メンバーの興味がありそうな、適任だと思われる先輩を呼んで、まずは試しに開催してみる。

規模を拡大しすぎると、意外にキャリアなどの込み入ったことは話せなくなるので、10名限定でまずは初回を。
といっても、(単なる)飲み会な訳だけれど・・・。

ゆるい会なので、ドタキャンも問題ないと伝えていて、
諸事情によりドタキャンもいて、急遽初対面の新入社員も合流。

私の役割は、色んなキャリアを積む先輩たちとのマッチングだったりなので、
当日は、質問されない限りは、できる限り黒子に徹する。
(といっても、結構しゃべっていたかも知れないけれど。。。)

新入社員とは年齢もキャリアも違うので、価値観などは押し付けないように気を留める。
「やるべき」とは思わないけれど、上司や50代の価値観のひとには、
「やっておいた方が働きやすくなるよ」という気楽に捉えてみたらというようなアドバイスをしたかも知れない。

前向きな議論や先輩との交流で、ワイワイとにぎやかに2時間の会を終了。

感想

翌日、初対面の1年目の彼女から下記のようなお礼メールをもらった。
何かしら彼女の今後のキャリアを考えるうえで、「こんな人もいる」という参考にはなったかも知れない。

エミリアさんとお話しさせていただき、
自分を貫き通していらっしゃる姿を強烈にカッコいいと思いました。
(失礼に聞こえたらすみません)

エミリアさんのようになれたら、と漠然と思いました。
もっとお話伺ったり、相談もさせていただけたら嬉しいです。

迷える子羊として、道に迷ったらバシッとご指導いただけますと幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします!

そして、中堅に差し掛かる女子もその日にLINEが入っていた。

今日の会合へのお声がけありがとうございました!
今日のような、自分の後輩が大半という飲み会や環境をほとんど経験したことがなかったので、とても新鮮でした!
特に、後輩が思い悩んでいることへの寄り添い方、声のかけ方は、エミリアさんのお隣で大変勉強になりました。

というように。

また、メンバーをシャッフルして、親しい部長クラスなどの方のゲスト参加なども2回目に向けて、満足度向上を勝手に検討をしていたりしている。

自分自身が、組織の中の自分に思うこともあるけれど、会社に属している今しかできないことを、今年はこのように楽しんでいこうと。

やはり、大企業がどんどん元気になって、日本の活力を盛り上げることも、とても大切だとも思っているので、個人の自己実現を会社を利用してうまく社内でしてもらえるといいなと、これからもご縁のある人におせっかいをやいていこうと思う2月の日でした。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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