インターン学生の選考 〜 意外に違う、選考の「合否 判断基準」

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

先日、再度、冬にも1週間のインターンのプログラムに取り組んでいることを記事にしたけれど、

そのインターンの参加者の「選考」過程を今回の記事では。

前回からの改善

夏の受け入れ時は、人事に”面接”を要望したけれど、残念ながら、叶わず。
他社は、面接するのが普通だというのに・・・。

しかし、

人事の初回の学生の参加者の意識やレベルから面接の必要性は認識してもらい、

今回からエントリーシートに加えて自己紹介、強みを“動画”で各1分アップしてもらう対応に改善された。

応募者

全体のインターンで約10コース募集している中の自身が担当するコースに第1志望50名、第2希望の一部を加えた中で、
人事が事前に割り振った22名の中から10名を選抜する作業。

前回は、部門で受けていたので、各部門で選考し、人事に回答をする対応だったけれど、

今回は、5つの部門合同でのプログラムに改善し、Updateしたので、
5部門で任意参加者の選考会議で関連メンバーで選考することに。

事前審査

22名のエントリーシート、SPI、TOIECなどのスコア、動画を事前に確認をして、

個別にランクをつけた上で、それを持ち寄る。

辞退者も加味しなければいけないので、1位から順位をつける作業の会議を設定。

動画すごい

前回は、文章からから受ける、志望度や思考能力、分析の視点などしかなかったけれど、
(もちろん練習したり、演技も一部あるだろうけれど)人となり、どこまで真剣かは画面を通して何となく伝わる。

面白いのは、前回はほぼTOPで通過し、参加資格を得たものの、直前に「一身上の都合」で辞退された某有名国立大学の女子。

優秀さから、また書類選考では残ったけれど、期待してたほどではなく、印象はいまいち。

個人的には「志望が高い会社のインターンと被った」と前回正直に言ってくれたら、それはそれで応援できるのだけれど、

「一身上の都合」って・・・というのがあるので、参加ボーダーの及第点レベルにつけて整合会に参加。

判断基準

整合会は、出張などで欠席のひともいて、

結局、人事+私を含む部門担当 2名の3名で行う。

それぞれの順位をまずエクセルで記入して、眺める。

「ほー、、、。」

上位と下位が、ほぼ真逆!

それぞれの選考の考え方を確認してみると、

人事の人は、やはりSPIや志望動機の深さなどのバランスをとって判断。

かたや、私は、前回の参加者が優秀な人ほど、インターンの経験として箔をつける感じの印象があり、

自社に対する志望の強さや、うちの会社らしい「勢い」みたいな部分を加味していた。

柱となる判断軸が違って、面白かったし、ダイバーシティーという観点で、
いろんな人が参加してくれる方が化学反応があっていいかと思い、
それぞれの一押しの人たちをあげて、誰かの意見に偏ることなく10名を選定。

観点

そういえば、ひとりの学生が自宅で動画をとっていて、スウェット姿だった。

私は、リクルートスーツの方が違和感があるので、気に留めていなかったけれど、

「スウェットはないでしょ?」

と他部門の私より若い女性が言っていて、いろんな印象があるなと感じた。

あと、動画の2本目は力尽きて「ため口」で話すギャルっぽい女子が候補者に。

堅いメーカーの他社では落とされるのかも知れないけれど、
会社を変えるにはこのくらいのパワーがあった方がいいかと思って、
人事の人は最下位レベルだったけれど、引き上げることになる。

10名がどんなメンバーなのか、本番が楽しみ。

学生へのアドバイス

エントリーシート、動機や強みなど、選考書類を見てみて感じたこと。

「一貫性」

志望度が低い会社に、そこまで時間を割く必要はないので、それが影響しているのかも知れないけれど、

例えば、

「英語をこの1年頑張ってスコアをあげました」と、動画で語っているのに、
TOPICなどのスコアを申告していなかったり。

他にも、志望理由とつながらない人が数名いた。

エントリーシートを出す前に、自分の書類、発言に一貫性があるかを少し確認した方がいいかも知れないですね。

補足

そういえば、あと、「ログイン回数」も議論に。

書類選考の1次で通過した人は、平均の応募までのログイン回数は30−40回程度。

早慶などで、優秀な学生だとダントツに低いひとがいて、4,5回の人がいた。
また、志望も他社と流用しているのがわかる感じだったり、過去の会社の説明会などにエントリー歴もないと、

明らかに「入る気はないんだろう」との印象。

ふるい落とされた優秀な学生は、「なぜ落とされたの?」と理解できないかも知れないかもしれないけれど、
会社はそういうところもちゃんとみてるんだと、思ってもらえると。

会社との相性もあるし、志望が高くない会社の選考でもれても、
「ご縁がなかった」と思うくらいで…。

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アドバイザー

最後に、学生のみなさんのそれぞれの就職活動が有意義に、悔いのないよう、進むように祈ってます!

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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