「FACT FULNESS(ファクトフルネス)」書評 思い込みが事実を歪める〜 新型コロナのリスクを予言

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

いろんな著名人が紹介したり、とりあげられた2019年1月に日本版が出版された「FACTFULNESS」

分厚いので先送りにしてましたが遅ればせながら読んでみての気づき。

FACTFULNESS

サブタイトルは「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」

世界で200万部の大ベストセラーになり、
ビル・ゲイツは「名作中の名作。世界を正しく見るために欠かせない一冊だ」と評し、
オバマ元大統領は「思い込みではなく、事実をもとに行動すれば、人類はもっと前に進める。そんな希望を抱かせてくれる本」とコメントしたとい言われている。

10の思い込み

その10の思い込みとは・・・。

1.分断本能

「世界は分断されている」という思い込み

2.ネガティブ本能

「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み

3.直線本能

「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み

4.恐怖本能

危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み

5.課題視本能

「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み

6.パターン化本能
「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み

7.宿命本能

「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み

8.単純化本能

「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み

9.犯人探し本能

「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み

10.焦り本能

「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み

このような思い込みから、13の例の設問を冒頭で紹介しつつ、いかに我々が「思い込み」で間違った判断をしているかということを気づかされる一冊。

質問 世界の1歳児で、なんらかの予防接種を受けている子供はどのくらいいる?
・A 20%
・B 50%
・C 80%

質問 いくらかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいる?
・A 20%
・B 50%
・C 80%

どの質問も、多くの人は正解率が3分の1以下で、チンパンジーがランダムに答えた正解よりも満たない。

しかも、専門家や学歴が高い人、社会的な地位がある人ほど正解率が低いという驚きの実態。

自分のケース

わたしの質問の回答率でいくと、幸いにして、半数以上が正解だったので、平均よりは上回っていたと思う。

では、「なぜか?」というと、、、。

シンプルに世界を実際に見て回っているからだろうと。

それは、世界中を旅していて、世界の発展、学生時代からすると20年の変遷を目のあたりにしているので、最貧国といわれる国でも都市部では発展を遂げていたり、(感覚的に)「おかしいのでは?」と疑問に思いながら、頭で考えて回答したからだとう思う。

いわゆるステレオタイプの世の中で流れている「貧困」や「経済」、「環境認識」をそのままの感覚で答えると、確かに3択の設問だったとしても10%に満たない正答率になるのも頷ける。

思い込み

年齢を重ねるといい意味で経験則で判断できることが増え、判断のスピードが早くなる。

一方で、それは過去の経験からくる「思い込み」で情報処理しているともいえるので、気をつけないといけないという人間が陥りがちな思考回路を注意喚起されているともいえる。

リスク

グローバルな5大リスクとして著者は下記を挙げられていた。

感染症の世界的な流行

金融危機
第三次世界大戦
地球温暖化
極度の貧困

オリジナルが出版された2018年に、新型コロナが世界中でパンデミックを引き起こすなど、誰が想像していただろう?

そして、東京オリンピックが延期に追いやられる状態になることも。

過度なリスクマネジメントは不必要かと思うけれど、データという軸と自分の判断軸を持ち合わせながら生きていくことが、今後よりもとめられる時代に突入したといえるのでは・・・。

教科書と家庭では百科事典がすべてであった時代から、情報が溢れ、自分で自分の人生の舵をとっていかないといけない今だからこそ、求められる「FACTFULNESS」という観点。

まだ手に取っておられない方は、気づきの多い一冊なので、ぜひ、手にとってみてください。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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