中川政七商店「茶論」 新しい茶道 上級コース 第1回|「茶事でもてなす」、茶事とは?

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

コロナでレッスンが中断されていて、久々の「茶論」のお稽古。
そして、初級、中級を終えて、初めての上級コース。

中級の最後のレッスンは1月だったので、半年ぶりのレッスン。

「茶事でもてなす」

上級1回目のコースは「茶事でもてなす」

お茶を始めるまでは「茶会」というものはフォーマルなものだと思っていたけれど、茶会はカジュアルで「茶事」が最もフォーマルなものだと。

設え

七月の設え。

今月の軸は、墨跡

青山青転青 ((雨後の)青山青転た青し)

雨が降った後の緑が鮮やかという、
江戸時代臨済宗のお坊さん、
誠拙周樗の書とのこと。

七夕をモチーフにした糸巻きの蓋置き。

通常は飾らない

鉄製のもので、結目が細かい。

昔は、短冊に願いことに「裁縫が上手になるように。」にと書かれたそうだ。

年に一度しか会えない、機織の名人の織姫と、牛飼いの彦星。

中国では、7月7日に牽牛と織姫が会合する夜であると明記され、
さらに夜に婦人たちが7本の針の穴に美しい彩りの糸を通し、
捧げ物を庭に並べて針仕事の上達を祈ったと書かれており、
7月7日に行われた乞巧奠(きこうでん)と織女・牽牛伝説が関連づけられているそうだ。

陰陽五行とも関連しているそうだ。

花は、撫子と半夏生。

葉が白いのが半夏生だそう。

茶事

茶事についての参考記事。

茶事に欠かせない懐石についても。

主菓子

今月の主菓子は「青梅」

岡山の備中白小豆を使用されている贅沢な茶菓子

上級ということで、お稽古の前に扇子についてのご説明をしていただく。

上級1回目のアジェンダ

・茶事を知る

・懐石を知る

・茶論的 茶事の提案

濃茶

お稽古の途中、濃茶を振舞われる。

抹茶がこんなにたっぷり

茶道をされていない方は、
見る機会もないかと思う濃茶
(みなさんが想像されるお茶は、薄茶になります)

点てていただいた濃茶を本来は回し飲みするのがマナーだけれど、

コロナということもあり、レッスンを受けておられる人数分分けていただく。

上級になってもお茶のお点前の稽古はあり、その前に干菓子。

久々のお稽古で手探りの部分もあり、記憶をたどる1時間半のレッスン。

上級1回目のコースのご参考でした。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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