中川政七商店「茶論」 新しい茶道 中級コース 第6回 〜 「茶会」、おもてなしを表現。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

中川政七商店が展開するお茶のお稽古の中級コースも、いよいよ最終回の「茶会」

中級5回目の様子は、こちらの記事より。

設え

1月は新年の雰囲気、新しいスタートの華やかな空気感。

本来は、毎年変えずに、干支のものなどを和えるのが主流の作法とのこと。

軸は、画賛。

◼️ 画賛とは?

神坂雪佳(かみさか せっか)の画。

近代のタッチが柔らかで筆使いに、堂々したたたずまいも。

歌は、医者から歌人になられた異色の須川信行。

軸装が美しく、金があしらわれていて、
絵の中の富士と一体になるように。

ただの木ではなく、格式がある象牙を用いられている。

丸三宝の上に縁起物。

麻の葉。
麻は繁殖力があるので、子孫繁栄を示すという。

熨斗押さえは、
伏見人形(土人形)

俵の上に干支のねずみが乗っている。

こちらは、言われないと気づかないけれど、
二月堂の松明の燃え残りだそうだ。
中川政七商店 奈良町店には、お家のお守りとして飾られていると。

床脇には、
嵯峨面がかわいらしく飾られている。

お茶花は、猫柳。

ワタのような、可愛らしさをほのかに感じる。

椿は、一休という種類。

花入れは、信楽焼きで、
うずくまる花入れ。

窓辺にもお茶花が。

椿、侘助。

侘助は咲いていてもいい椿なのだそうだ。

そして、真ん中が藪椿と山朱萸(さんしゅゆ)。
奥が、水仙。(少し痛みかけているけれど。)

茶会

第6回「茶会」のテキスト。
この日は、キャンセルが出て、
参加者は私のみ。

茶会のもてなおし。

茶筅、菓子器や帛紗を選ぶ。

茶器も。

講師の先生が、テーマに沿って選んでくださっている様子。

茶菓子

百合根のきんとん。
いつもながら見とれてしまう繊細さ。

中は、備中白小豆。
あんが赤で、「紅白」でお菓子もめでたい。

お茶をもてなしてもらう。

「茶会」が無事に終了。

ひとりだったので、マンツーマンでいろんな話をさせてもらう。

上級コース

初級、中級と各6回を終了。
その次は、「時間」が加わった上級コース。

中級コース終了時に、上級コースを申し込むと、
抹茶か建水がいただけるとのこと。

濃茶を点てるなど、興味が沸き、
中級までと思っていたけれど、つい申し込んでしまう。

上級のコースもお楽しみに・・・。

■関連記事

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

詳しいプロフィールはこちらから。