こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
緊急事態宣言の時は、もちろん飲み会は禁止されているけれど、その後の会社の飲み会をどうするか?
今回、直面した部下の送別会のやりとりをマネジメントをされている方のご参考に。
送別会
課のメンバーが異動すると当たり前に開催されていた送別会。
コロナ前は、ごく普通に・・・。開催されるもの。
そして、冒頭にもあるように緊急事態宣言のもとでは、会社からそもそも会食や飲み会が禁止されているので、開催もできない。
これは問答無用なので、議論の余地がない。
そんなwithコロナの最中、部下の異動が決まる。
マネジメントの悩み
異動する部下は還暦を迎えている年上の方だけど、3年間、課に貢献してくれた功労者。
隣の課へ、部内の異動といえども、送別したい気持ちはある。
しかし、まだ、会社の原則会食禁止は解かれていない。
そして、半分以上が日々在宅のリモートワークをしており、オフィスがある都内に出てくるまで1時間や1時間半かかるメンバーも少なくない。
オンライン飲み会
コロナになり、オフラインの会合は無くなって、プライベートでは日々オンライン飲み会などに顔を出していた。
そのため、会社以外では、コロナ禍になり、オンライン飲み会は自然に参加するものに。
なので、送別会を実施しないよりはオンラインでも…と、
考えてることを若手に告げると「オンラインでいいんじゃないっすか?」と。
自分が出社していないシフトでわざわざ都内に出たくないということと、
そもそも緊急事態宣言が解除されたとはいえ、
密の場にも行きたくないという、ごもっともなご意見。
「まぁ、それが本音なんだろうな」と、
主賓の空いている日を聞いて「オンライン飲み会の招集」をかけることに。
初の試みなので、誰か幹事を立ててメンバーに託すのも悪いかと、
課長自ら日程調整のメールを打つ。
部下の反応
単純な出席できる日の返信連絡のはずが、、、
想定外の反応。
・どうやって繋ぐんですか?
・会社の端末(PC)は使えるんですか?
・家にパソコンがない場合は、どうするんですか?
・オンラインって、冷たくないですか?(送別会をするべきでは。)
・通信費はどうするんですか?
などなど、好意的な反応は皆無で、
どちらかといえばネガティブなトーンの返信の嵐。
人事に確認
ちなみに、所属企業は、多くの大企業と同じようにログ管理がなされていて、厳密に勤務の打刻との連動されている。
けれど、無理だろうなと思いつつ、会社のPCを使えれれば、少しは心理的なハードルが下がるかと、人事に会社貸与パソコンを使用してもいいかを問い合わせる。
答えは、あっさりでもないけれど、きっぱりと、
・自己啓発で、
・課員の任意で、
且つ、
・アルコールが入っていなければ、
人事は関与しないという回答。
ということは、
遠回しに「オンライン飲み会での使用はNG」だと、いうこと。
会社はパソコンをあくまで業務のために貸与しているものだからと・・・、期待を裏切らない回答。
普段は経営トップ含めて、飲みニケーションを推奨しているのに、矛盾しているではないかと、想定内の回答ではあるけれど思う。
ハイブリッド飲み会
課員から上がった「オンラインが冷たい」というのもわかるし、そのために都内に出るのも、という意見もわかる。
悩む、
悩む、、
悩む、、、
そして、私が出した結論は、「ハイブリッド飲み会」
会社に出社しているメンバーを中心に、密になりすぎないように、
任意で参加したいひとはオフラインで参加。
そのオフライン会場と在宅メンバーはオンラインで繋ぐというもの。
個別調整
一斉配信すると再びネガティブな反応が来ると心が折れるので、
今回はひとりひとりの個別の意向を確認して、、、
すると、シフトで出社メンバーは全員出席快諾、
一部の在宅メンバーもオフラインに合流、
残るメンバーがオンラインでの開催というスタイルで決定。
そして、主賓もどこかで送別会がないことが寂しそうだったので、開催できることになり、めでたし、めでたし。
残る課題は、どのツールでつなぐかと、
会費をどうするか・・・などは、本番の模様は続く記事で。
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EmiLia