田端信太郎氏「これからの会社員の教科書」朝渋① 〜 個人と会社の橋渡し。

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

ZOZOに最近までお勤めだったカリスマサラリーマンの田端信太郎さんの新著「これからの会社員の教科書」

これからの会社員の教科書

本棚に並べられた著書。

久々の朝渋。
前夜に申し込んだ最後のチケットだったのついていた。

初めてのお目にかかる生の田端信太郎さん。

全国へのライブ配信。

外見

ちらっと拝見して、写真の印象と違い、驚く。
退社して、初めてのカラーだそうだ。
(ZOZOでも、できなくなかったそうだけれど。)

出版

オンラインサロンやNOTE(課金)のお金の効率はいい。
けれど、3年程度で賞味期限が切れ、出がらしのお茶のようになるのでは?と。

なので、オフラインなどの機会も大切にしているようだ。

書店などで開かれる出版記念の講演などは、
「読んでいない人もわかる」を心がけているそうだけれど、
朝渋、その場では、7,8割が読んでいるという、それは珍しい、と。

肩書き

執筆していたのは、昨年の夏。

10月末に辞めることを編集者に伝えたそうだ。

「『これからの会社員の教科書』なのに会社員でなくていいのか?」と確認されたら、
刊行(12/18)当時の肩書でいいと確認できたそうだ。

「なんでやめるのか?」など、
本書が触れなかったことを講演では伝えてくださると。

フリーランス

年末に会社をやめて、2週間ほど。
やはり、サラリーマン時代も、自由だったけど、どこか違うのだそうだ。

採用の面接だったり、オンラインサロンで、
「年収いくらほしいか?」という問いかけをするという。

自問自答。

田端さんも、心の中で天使と悪魔がいて、
「もっと顧問を増やせるのに」と思ったり、
むやみに増やすのは「無責任な」と思ったり。

なぜ、サラリーマンを辞めたのか?

なぜ、田端さんが仕事を辞めたか?

一身にして二生を経る

「一身にして二生を経る」

福沢諭吉の言葉で、
武士の時代から、明治維新後と、違う世の中を生きる。

戦争が終わって、(これまでの)70年はサラリーマンの時代。

45歳の田端さんは、
人生折り返し。

池田隼人さんがサラリーマンについて語ることに違和感。
たった2、3年しかサラリーマンを経験していないのに。

採用や人事評価も経験せず、会社のお金でビジネスクラスに乗ってシャンパンを飲むんだことない人が何を言う?

また、採用した人から「田端さんのおかげで・・・」と感謝されたり、リスクが少なくチャレンジできるのがサラリーマン。

(数年であれば)酸いも甘いも経験していない。

LINEに在籍されていたとき、東証上場の鐘を鳴らした経験も。

環境は恵まれていた。
しかし、不自由だという一面も。

片方の人が、片方のことを言うのは意味がない。
両方のいいところも知っている、「個人」と「サラリーマン」の橋渡しをされたいと。

(田端さんのように)個人のインフルエンサーとして影響力あるサラリーマンは見当たらない。

トランスジェンダーも、男性、女性のどっちが上でも下でもない。

辞めて初めてわかる良さも。

個人の時代。

個人の時代。

著書を5−10冊買って、知り合いに配るのは著者冥利に尽きると。

会社の人事部が、春の新人研修に配られることもうれしい。

が、会社のお金で配ると、社長になるためのものとなりがち。
大企業が開催するPR講座など、座っているだけでお給料をもらえる、やる気ない参加者。
講師側の田端さんの方が消耗する。

会社と個人のハッピーは究極は対立する。

田端さんを社員研修で呼べる経営者は度量がある、。
(新卒で入った)NTTデータに研修で呼ばれた。

NTTデータの有価証券報告書では、取締役の平均給与は3500万。
田端さんが新卒から続けていたら、課長どまりで・・・という話をしてもクレームはこなかったそうだ。

労働のサービス・知識化

労働のサービス、知識化

メーカーの例

メーカーの工場で溶接職人がいて、50人で一番の人がいるとする。
究極の技術を作るとすると、怒られる。

みんなと同じように、しないといけない。
ユーザーは、どれを買っても同じもの(品質)を求める。

メーカーは、モノ(自体)がアウトプット。

モノにバラつきがあってはいけない、
モノに人が合わせないといけない。

工場はそういう仕組み。

サービス業化する。

中華料理屋で、体調が悪そうな方に、朝鮮人参をスープを出すとか。
リッツのクレドとか、人と違うことをして、伝説を作る。

人間と人間が触れる。

体調など、サービスの品質にばらつきがある。
その中で、機転を聞かせるのが本質。

個人の寿命と会社の寿命

個人の寿命とう会社の寿命と。

東証で倒産している会社の平均が23年。
フォーチュン500、2015年までの60年間で、9割変わっている。

会社勤めだと65年でクビになる。
しかし、あと20年働かないといけない。

どこの会社がいいかわからない。
GAFAがあるかもわからない。

老後資金のための資産形成だとGAFAよりマックやエクソンの方がいいかも知れない。
ゼロになるかも知れないから。

Appleも、Appleが倒産するとマイクロソフトが独禁法の縛りが厳しくなるため、融資して生かさず殺さずとしたように、一生安泰なんてない。

ソーシャル・個人

ZOZOの場合、前澤さん個人の方が公式アカウントよりフォロアーが多い。
スティーブ・ジョブスがいたとしたら、Appleより多いはず。

個人の方が、早いし、面白い。
トランプのように思いつきで、ぽいぽい(Twitterを)アップできる。

好きなブランドがあったとして、電通や博報堂などがPRする。
会社の中にはイケてるやつも、イケてないやつもいる、と。

会社のアカウントは、会社の最大公約数でなくてはならない。
担当者が変わって、いきなり面白くなくなった、となってはいけない。

会社は、優秀な社員「もうちょっとおもしろくなく、運用してくれない?」としていまう。

ソーシャルは、個人を。
スマホは、パーソナル。

個人が個人として発信する。
「右手と左手」のような関係。

部長、課長、会社などは、中2階のイメージ。

個人を前提にしたうえで、会社のルール、マナー、プロトコルをしめした。

会社に意味がない?

フェスか?
駅前か?

大きなフェスに出る。
ある程度の縛りはあるかも知れない。
かたや、下北沢駅前の弾き語りは無限の自由

観点は、掛け算で面積がどう大きくなるか?
会社がアンプやステージを用意してくれる。

田端さんの会社以上のギターアンプが、
スマホ×Twitter

プラットフォーム。

キャピタルのない、キャピタリズムは、ただのイズム
ひとは、「資本=お金」という発想しがち。

GAFAの資産は膨大なデータ。

もし、10億円手元にあれば、1000万円の金利が入る。

名前が最高の資産。

ツイッターのフォロワーを、ゼロから1000人に1か月ですることは大変。
田端さんは、フォロワーが22万人にて、プラス1000人を増やすことは難しいことではない。

気を付けないといけないことは、はじめはみんな0人から始まっている。

5年後、10年後に出てくるものを、一早くコミットする。
田端さんも、YouTubeをもっと早くしておけばよかったと。

The Future is already here.

お子さんとのエピソード。

小4のお子さんが「ヒカキンがすごくない?」と。
「うま塩ポテトがおいしいと発信するとセブンになくなる、メルカリで高額で転売される」と。

田端さんは「そんなこと言っている暇があったら『セブンに走れ』」と、
手元の1000円のお年玉が3倍になるかも知れないと伝えたという。

トークセッションなどの後半は、後ほどの記事

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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