「ミャンマー旅行記」〜 マッサージ 視覚障害者支援 編

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

5月もあと数日。
もう、来週末は6月ですね。

ヤンゴンで、一緒に”シェダゴォン・パヤー”を訪れたパックパッカーがマッサージに行くという。

マッサージ

普段、日本でも、エステや整体を含めて、マッサージには行かない。

過去、“経験に・・・”とタイ式マッサージに一度行ったくらい。

なので、彼らに誘われても、

「私は、いいかな?」

と。

視覚障害者の施術

特に、興味はなかったものの、

地球の歩き方を開いてみる。

すると、2軒マッサージ店を紹介している中で、「施術が視覚障がい者」とある。

なんとなく、気になる。

翌日 帰国だが、現金は残りそう。

行ってみようかと思う。

「ゲンキー」を目指す

ゲストハウスから、歩いて20分程度では行けそうなので、

てくてく。

ガイドブックのあるあたりをウロウロするが、それらしきところが、ない。

何人かに聞いても知らなかったり、違うビルを教えてくれたり。

何人目かに移転したと、センター近くを案内される。

さらにてくてく。。。

でもない。。。

営業時間も終了間際で、

その日は諦める。

翌日 リベンジ

宿に戻って、インターネットで調べてみると、かなり遠いところに、移転していることを知る。

翌日 朝のうちに環状線を一周して、そのあとに、足を伸ばすことに。
過去記事:環状線一周編

ちょっと遠かったけれど、お昼過ぎに到着。
ゲンキー

無事に入店

受付は、女性で、片言の日本語が話せるおじさんが説明してくれる。

滅多にマッサージを受けないし、せっかくなので、90分のコースに。

現地の感覚だと、奮発した気分になっていたが、、、

90分 11,000Kyats(約880円)
※ 2018年4月換算

マッサージメニュー

今になって考えてみると、丁寧に、とてもお安く施術してもらった。

施術

「男性でもいいですか?」

と確認され、痛いところなどを事前に確認される。

カーテンで仕切られたベットで、男性が上半身、肩から腰から、下半身もじっくり90分マッサージ。

身体のメンテナンスの必要性

触られるまで、気づかなかったところ、

「イタタ、、、」

凝ってるんだ。。。と初めて自覚、

最後に、座って肩を重点的にしてもらうと。

「カタイ。ハードウォーク」

と言われる。

身体を酷使してるんだなぁー、日本に帰ってからちゃんと身体のメンテナンスをしようと思った。

仕組み化

たぶん、視覚障害者の支援の形態でなければ、訪れることがなかったマッサージ店。

お店を訪れると、いろんな記事に取り上げられたことがわかる。

それも、日本人がそれを仕組み化しているのを知るとうれしい。

みなさんも、ヤンゴンを訪問することがあれば、ぜひ、試してみてください。

<ゲンキークリニック>
9AM ~ 9PM / 毎日営業

ゲンキークリニック

[ GENKY 50ST店 ]
No.83, 50St(Middle Block), Pazundaung Township, Yangon
Phone: 09-8615036
※ 「地球の歩き方2017−18」記載から移転しているので、ご注意ください。

[ GENKY 12ST店 ]
No.64, 12th Street (Middle Block), Ground Floor, Lanmadaw Township, Yangon
Phone: 09-73145681

最後の半日

マッサージ店で、WiFiが繋がるので、
LINEで、バガンであったバックパッカーから連絡が入る。

「まだランチしてなかったら、お昼一緒に行きませんか?」

と。

なんと、便利な世の中になったんだろうと。

お店を後にし、ランチを一緒にした後。

「最後に、美味しいシェイクを飲みたい!」

という私のリクエストを聞き入れてもらい、
今までのミャンマーで飲んだシャバシャバしたものではなく期待通りのアジアな感じのシェイクを飲む。

フルーツシェイク
しあわせ。。。

夜には、知り合ったバックパッカーたちと空港前に食事をして、旅の締めくくり。

過去記事:ミャンマーの食事編

完結

こころの「豊かさ」と「経済発展」

データでは確認できていないが、知り合ったミャンマー人曰く、ヤンゴンの8割近いひとが、ちゃんとした家に住めないという。

大学を出ても職がないという。

ストリートに住むひとが、あまりにも目につく。
バラックのような住まいが線路の沿線ずっと続く。

自分たちで、コートを作り、サッカーで遊ぶ。

笑顔で走り回る笑顔の子どもたち。

小さい体で、親の仕事を頑張って、手伝っている姿。
まだまだ子どもなのに、働く親の横で、赤ちゃんをあやす風景

改めて、

「政治」、「教育」は大切だと痛感する。

素敵な国だからこそ、
次に訪れたとき、

この国が目覚ましく発展していてほしい。

日本に生まれたわたしたち、
物質的な部分だけでなく、こころも豊かにしていきたいですね。

まだ、帰国して、3週間なんだー、とすごく昔のように思えるけれど、

心の安らぎと、笑顔に溢れるミャンマーでのリフレッシュが、
今、この瞬間に活きていることを実感しつつ。。。

日本も素晴らしい国だけれど、たくさんの国を訪れると、

それぞれの良さを認識して、日本との差を意識して、

そして、『自分軸』を気づかせてくれる。

ありがとうございました!
みなさんの残りの5月が素敵な毎日であるように。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

詳しいプロフィールはこちらから。