エチオピア旅行記 〜 エチオピア国内線の賢いとり方

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

エチオピア旅行記。
今から振り返ると、元日からこのようなトラブルに巻き込まれていたのだと、、、懐かしく回想。

こちらの記事で、飛行機が取れないことが判明し、その後の記事。
エチオピアの国内線の賢い取り方も。

オプション

ランチも取って、本格的にこれからどうすべきかを思案のしどころ。

Optionとしては、ローカルバスにリスクを犯して、乗るか・・・
もしくは、今朝の仙台の学生に聞いたように、車をチャーターをするか。

空路が閉ざされたなかで、考えうる手は、このふたつくらい。

ローカルバスに乗って、仮に無事に到着しても、
行った先から、アディスアベバの国際線のフライトに間に合う保証はない。
実質、中二日で、これだけ交通事情がよくないと、不安がよぎる。

かと行って、旅行会社らしいオフィスが見当たらなず、どうすべきか・・・

海外の旅行客が一番泊まっているホテルの中には、旅行会社があると聞いて、てくてく向かう。

旅行代理店

昨日、価格交渉をしに来たホテルだったので、なかの雰囲気はだいたいわかる。

ホテルの敷地に入り、

旅行代理店の看板を見て、ドアをノックするけれど、

「・・・」

誰も反応がない、、、

困った。。。

ぶらぶら

仕方がないので、ホテルの奥の方に誰かいないか、入って行く。

すると、エチオピア人の男性3人が何やら仲良く談笑している。

今の課題は、“これからの行き先”に困っているけれど、

他にも、iPhoneの充電難民でもあり、
エチオピアにしては珍しく手元でiPadを使っているのが見えた。

まずは、

「すみません、充電ケーブル借りることってできますか?」

尋ねると、

「自分のじゃないから、ちょっと待って」

と言われ、しばらく待っていると、奥からケーブルを持ってきて、貸してくれた。

「ひとまず、ほっ」

とりあえず、これで、明日もスマホは使えそうだ。

エチオピア人との会話

「充電している間、まぁ、座ったら?」

と促され、

(ラリベラでは100%の確率で聞かれる)
「教会は回ったのか?」と第一声。

「ガイドはいらないか?」

という意味の質問の前振りなので、全てひととおり回ったことは伝える。

づづいて、

「次は、どこに行くんだ?」と聞かれて、

「まだ決めてないけど、アクスムかゴンダールとか?」

と聞くと、知人に聞いてやるから、どっちかに決めろと言われ、

アクスムだとさらに北上して、アディスアベバまでの戻る距離的なリスクが拡大するから、

「じゃあ、ゴンダール」と返す。

何とかなる?

ひとりの男性がエージェントにTELしてくれ、
何やらいろいろ会話をしている。

数分後に、会話を終え、

「自分の知人に確認したら、500ETB(約2000円)で明日の朝ならチャーターを手配できると言っている」、と。

ローカルバスでも、外国人は高い金額になるので、400ETB(約1600円)かかり、
かつ、2回程度乗り継ぐ必要があり、安全でないし、チャーターを強くおすすめされる。

確かに、早朝の5時に出て、チャーターならダイレクトにお昼頃には着くというので、

それにしようかと思う。

ただ、相場がわからないので、

「多分頼むと思うけど、また後で正式にお願いするね」

と言って、名刺をもらい別れる。

「よし!なんとかなったー!!」

と安心して、その日の朝も日の出前から活動しているので、
少し疲れたし、一度、宿に戻る。

軽く仮眠をとって、また同じ過ち(飛行機が取れない)をしないように、

明日行くゴンダールから最終地のアディスアベバまでの飛行機のチケットを取っておこうと思い、

出かける身支度をしているとドアをノックする音が・・・。

また、『ガイドが来たとかそういうことかな?』と思い、
無視していると、鳴り止んだ。

『諦めてくれたのかな?』と思っていたら、

またしつこくノックするので、出る。
すると、レセプションのお兄さんが「エージェントが来てる」と想定通り。

昨日のガイドのおじさんだろうと思って、「わかった、行くよ」と言って、また支度に戻ると、

またノックが、、、

「・・・」

『しつこいなー』と思って出たら、

「あれ?」

昨日の学生だった。

どうして、私の部屋がわかるの?と驚き。

エチオピアにはプライバシーがないのか??

と思ったり、この話は、また次の記事に。

エチオピア航空のオフィス

午後に、再びエチオピア航空のオフィスを訪れる。

「ゴンダールからアディスアベバまでのチケットを取りたいので、調べてください」

すると、時刻と金額を調べてくれる。

昨日学んだ、エチオピア航空の国際線利用客の半額は反映してくれたけれど、

時間ごとに価格が違うらしく、
午後の2時くらいのフライトは金額が少し高かったので、
「じゃあ、16時のフライトをお願いします」

とチケットの購入をお願いすると、さっきより高い金額を告げられる。

「さっきと違うじゃん?」

とストレートにいうと、

「ごめんごめん、これはネットのプライスだから窓口では出せない」

との一点張り。

じゃあ仕方ないと、ホテルに戻ってWi-Fi繋がる環境で、ネット予約しよう。

ホテルへ

ホテルに戻る。

エチオピア航空のWEBサイトで、金額を確認。

でも、やっぱり金額が違う。

またまた、エチオピア航空へ。

オフィスに入ると、露骨に「また来たのか」という顔をされる。

「言われた通り、Netで見たけど、言われた金額じゃない」

というと。

「Netじゃない、Appからだ。」

「WebとAppで金額が違うの?」というと、
「そうだ」と言われる。

不親切ではないけど、親切ではない窓口のお兄さんに再び別れを告げ、

ホテルに戻り、アプリをダウンロードすることにする。

アプリ

該当するアプリはすぐに検索でき、ダウンロードボタンを押す。

「しまった、、、」

夕方になるとエチオピアのスローな通信環境は、さらにさらにスローになる。

一向にダウンロードが進まない、10分たっても20%程度。。。

ここで焦ってはエラーになる、、、と心を落ち着かせ、本などを読みながら、35分ほど気長に待つ。

すると、ダウンロードできた!

そして、言われた通りの金額だった!!

早速、購入のプロセスに入る。

決済は、こんなにたくさんのオプションがあるんだと思いながら、VISAに。

「あれ?」

「あれれ??」

何度、決済を試みても、エラーで弾かれる。

こういう時、ぴんとくる。

この時のように、カード会社がまたブロックしたんだな。

と、エチオピアからはるばる日本のカード会社にTELをすると。

「我々の問題ではございません。」と一蹴。

とりあえず、その日のセキュリティーを解除してもらい、
また決済を試みる。

しかし、

その後も、決済ができずに・・・

もう窓口で買うしかないのかな?と思っていると、
一番最後の支払いオプションが目に留まる。

「アプリで予約して、窓口で払えるんじゃ?」

と、気づく。
変なところが進んでいるエチオピア。

決済を窓口に選択したら、予約番号が出された。

再びの再び

またまた、エチオピア航空へ。

もう、呆れられたように笑顔で迎えられる。

「予約番号とれたので、払える?」

と尋ねると全く問題なく、払えて、チケットの控えが発券された!

長かった道のり。

しかも、400ETBを節約できて、
朝のスリに盗まれた分が相殺されている!!!

先行きは明るい

2019年1月1日、決して悪くない1年の始まリだと、自分を言い聞かせる。

無事に、行き先のゴンダールからのチケットも取れたし、
チャーターを正式に頼もう。

すると、探そうとするとさっきのお兄さんが見つからない。

ホテルのエージェント付近にいた男性に尋ね、電話をしてもらったり、

すると彼は別のお客さんのガイドで教会にいるそうだ。

何れにしても、彼は間に入っているだけだから、
明日、実際に連れて行ってくれるドライバーのところに行って、
「この車で、このドライバー」だからね。

と、ここまで確認したら大丈夫だろう。
お支払いも、明日の朝でいいとのこと。

長い道のりだったけれど、「やっぱり何とかなるものだ」と夕焼けの往来を眺めながら、思った。

■関連記事

しかし、エチオピア、、、そんなに甘くはなかったのでした。

それは、またの記事に。

EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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