こんにちは。EmiLia( エミリア)です。
エチオピア旅行記。
まさか、前日に予約していたプライベートバスが、
一方的な通知でキャンセルになるなんて。。。
いろいろ思案した結果、その日に知り合った親切な(!?)エチオピア人のアドバイスにそって、
ローカルバスを乗り継ぐことに決断。
彼には中継地点まで同行してくれるようにお願いし、
朝5時にホテルのレセプションで落ち合う約束をして別れる。
翌朝
やはり、どことなく不安があったのだと思うけれど、
睡眠は浅めで、うとうとしていたら、すぐに目覚ましの4時が訪れる。
乗り継ぎがうまくいくと7時間くらいでゴンダールに到着するらしい。
いずれにしても、これから長旅になるし、しっかり身支度をし、
早朝は高地のエチオピアは冷えるので、厚着をする。
AM5時数分まえに、
「トントン」
とノックする音。
ドアを開けると、やはり、気が早い彼だった。
学生くんといい、エチオピア人は待てないないんだなと思う。
用意はできていたので、彼と一緒に部屋をでる。
夜空
5時のラリベラの街並み。朝は、まだまだ先のようだ。
メインのストリートから数十メートル歩くと、街灯もなく真っ暗。
彼は早朝なのにテンションが高く、
「寝過ごしちゃいけないと思って、パッと起きてしまった3時から寝れないんだ」
と、ルンルンな感じで話している。
「ほら見てごらん、すぐ先の中継地点までだから、てぶらだろ?」
と大げさにジェスチャーで両手があいていることをアピール。
そういうことをあえて言うことが怪しんだけれども・・・
「そう祈りたい・・・」
と彼の言葉をそのまま受けとることにしておこう。
道が真っ暗で、舗装されていない凸凹な道が続く。
灯りがないので、手探りならぬ足探りで前進する。
隣の彼が「大丈夫か?」と、その都度手を握って、エスコートしてくれようとする。
しかし、
逆ギレされない程度に、それとなくそらす。
このまま放置されたら、流石に・・・。
道の途中、灯りが見えた。
巡礼の列が突如現れる。
すごい列が道を占拠する。
バスターミナル
30分ほど歩いて、舗装されていない道を歩いて、
バスターミナルに着いたらしい。
その横を通る車を彼が止める。
行き先を確認して、
「これに乗れ」という合図。
さすがだ。。。
ひとりだとこの真っ暗な中で、
行き先の車をなかなか特定できなかったと思う。
出発
普通のバンに乗り込む。
彼と二人で乗り込むとギュウギュウの車内。
必然と、彼と密着してしまうし、必要ないのに肩に腕を回してくるのを、
それとなくほどくという攻防が続く。
真っ暗な夜道。
走っていると、、、
いきなりの急ブレーキ。
目の前にヒモが・・・。
眠そうなおばさんが出てきて、ドライバーに通行料を要求している。
エチオピアの道路事情は不可思議だ。
夜明け
徐々に、外が白々と夜が明けてくる。
窓際ではないけれど、綺麗な地平線を窓を通して眺める。
穏やかな車内。。。
と、伝えたいけれど、
至るとるところでは、
このような悪路を通っての走行。
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この先、どうなることやら?
まだラリベラから出発して2時間もたっていない。
EmiLia