エチオピア旅行記 〜 これは何?私が悪いの??

こんにちは。EmiLia( エミリア)です。

何とか、無事に、2回の乗り換え、修羅場も含めた8時間の旅をして、旧都のゴンダールに到着。

ゴンダール

メインの通りで降ろしてもらう。

そこから、どちらの方に向かうか分からず・・・

とりあえず、進むと裏手の方に。

こっちの方向ではないのはわかるけれど、目印がなく・・・

でも、そんな景色をぶらぶら眺めていると、
いろんな人から「どこに行きたいんだ?」と聞かれる。

「TAXIを拾え!」と言われるけど、

「方角だけ教えてください!」と少しづつ向かっていると、

連れて行ってやれ、と老人に促された若者が「ついてこい」と案内してくれた。

Check-in

教えてくれた宿を2軒見て、決める。

「ガイドが必要だったら言って」と、あっさりさる彼。

部屋に入ろうとすると、隣の部屋が欧州からきている女性のひとり旅の人だった。
(ドアを開けていたので見える)

アイコンタクトをして、「また後で・・・」と。

普段の私だったら、荷物をおいて話しかけていたのだと思うけれど、疲れていて、
まずはベットに倒れこむ。

疲れているけれど

水が出ているのは確認したけれど、お湯が夜まで出る保証もないし、

まずはシャワーを浴びてから考えようと思う。

お昼寝

とりあえず、疲れていて、外に出るとコミュニケーションをとる気になれず・・・

ベットに横たわる。

すると睡魔が。。。

夕焼け

外がどんどん暗くなっているのが部屋からもわかり、

「そろそろ出ないと・・・」と、部屋を出る。

お昼間とは違う、忙しそうな街の景色。

これまでと同様に、街では、物乞いの子どもだったり、
男性が声をかけてきたり、、、

これまでの経験から立ち止まって話すと相手のペースに入るので、聞き流す。

街のパン屋。

隣同士の理髪店。

ビリヤードを眺める人ごみ。

表通りまで続くツゥクツゥクの列。
日本でいう六本木のタクシーの列みたいに?

日が暮れると、街が本当に暗くなる。

今となっては、世界でもめずらしいインターネットカフェ。

ここにもビリヤード。
娯楽が少ないのかも知れない。

ラリベラにはなかったスーパーのようなお店。
どのような商品が陳列しているのか入ってみる。

レストラン探し

メインの通りでレストランを探すけれど、カフェ見たいなところはあっても、

なかなかレストランが見当たらない。

そんな中、まずはビールを頼めるところに入る。

10ETB(約40円)で飲める生ビール。

お店の人に、近くにローカルなレストランがないかを聞く。

するとウエイトレスの英語の話せない子が、上の階に連れていってくれる。

誰もいないけれど、厨房にいる子。

どことなく不思議な空間。

近場に。

ご飯を食べたいと言っていると、

隣のテーブルの男性に「連れていってあげて」と近くのレストランに案内してくれるそうだ。

数分歩いて、お店に入る。

連れてきて男性は、何も言わず、ただ側にいた。

そんな中、お店の子が外人の私を珍しがって、おどこえてくる。

マルコメみその子みたいでかわいい。

お店の雰囲気。

本当に語らない同行の彼。

メニューがわからなかったので、たまにはヌードルを頼んでみる。

野菜が不足していたのだろう。
キャベツが、美味しく胃に入ってくる。

隣の人はインジェラと麺。
万国共通で、炭水化物を食べている人はお腹が出ているものだ。
エチオピア人には珍しく恰幅のいい男性を見て・・・そんなことを考えていた。

何やらお店の人に頼んで、ノートの切れ端をお店の人にもらい書き込んでいる彼。

そして、満腹になり、お会計をお願いしてお店を出る。

メモ

一旦、先ほどの店に戻る道すがら、

何も言わず手渡されるメモ。

本当に、何も言わずに。
ただ、手渡される。

元のBARに。

とりあえず、歩いて数分の元いたバーに戻る。

「今日はありがとう。私は、今日は帰ります」

と伝えて去ろうとしていると、

「どこからきたんだ?」と話しかけてくる若いんだか、おじさんなんだかわからないような年齢の人に

「俺のおごりだから座れ」と言われ、

「じゃあ、少しだけ・・・」といって座る。

友だち自慢

「俺はJICAの日本人の友達がたくさんいる」

とか、

「俺の知人と話せ」といきなりエチオピア人男性との電話を渡されたり、

「元カノはJICAにいたけど、いきなり何も言わずに去っていったひどいやつだ」

とか、だんだん酔っているのがわかり、、、

「そろそろ失礼します」

というと、

「このテーブルの支払いをしろ」という。

一瞬、耳を疑う??

「なんとおっしゃいました?

あなたが誘ったんだよね?」

「そんなことは言っていない。自分は自分の飲んだ分だけを払う」

と、会話の中で彼のツアーの誘いを断ったり、両替の打診を断ったからかも知れないけれど、

この潔すぎる手のひら返しは、何???と思ってしまう。

私が納得せずに「自分の分だけは払うけど・・・」と言っていると、なぜかレストランを案内してくれた彼が残りの分を払ってくれたようだ。

「私の分は払うから」というけれど、受けとらない。

では、お言葉に甘えて、、、と思い、後味が悪い中で外に出て宿に向かう。

追いかけてくる人が

すると後ろから、

ガッと、

私の右腕の肘あたりを掴まれて、力強く引かれる。

エチオピア人に対するガッカリの余韻もあったのだろう、

腕を掴まれたその反動もあり、「やめて」と腕を振り払う。

振り払い、身を元に戻して進行方向に目線を戻す途中、
彼と目があう。

一瞬の間

一連の身の動きの中のほんの一瞬の出来事。

彼の目がすごく寂しそうに、私を見ている。

何も言葉を発さないままに・・・。

そこの場から身動きしない、その彼。

勢いのまま、そのまま私は体を進行方向に向け、

足早に、真っ暗な道のりをホテルまで向かう。

何々??

なんか、これまでの罵倒されて別れる感じと違う、、、

「どうして、あんな目で私をみるの?」

ぐるぐる頭をいろんなことが回りながら、
安全でなない道を一人、小走りに帰る。。。

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EmiLia

この記事を書いた人

EmiLia

一部上場企業に勤めるアラフォー女性管理職。

2度の駐在経験の後、商品企画を長く担当して、いまは、同じ社内でもカルチャーが全く違う管理部門で日々奮闘中。

「仕事」も「プライベート」も、どちらもあきらめない。

仕事でのアウトプットはしっかり出し、キャリアも積みながら、
プライベートにもフォーカスして、食や旅、学び、美・健康など、毎日ブログを更新。

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